ダンスは楽しくて健康にも良いということはよく知られていますが、実はエネルギーの生産にも役立つ可能性があることをご存知でしょうか？そんな驚きの発電方法が現在開発中なのです。
その仕組みは、ダンスフロアに敷かれた特殊なタイルが、ダンサーの足の動きや重さに応じて圧力を感知し、それを電気エネルギーに変換するというもの。このタイルは一枚あたり約10ワットの電力を生成できるというから驚きです。つまり、100人のダンサーが一晩中踊れば、約10キロワット時の電力が得られるということになります。
この発電方法は、環境に優しくて持続可能なエネルギー源として注目されています。また、ダンスクラブやコンサート会場などで自家発電を行うことで、電気代の節約や災害時のバックアップ電源としても活用できると期待されています。
この画期的な発電方法を開発したのは、東京工科大学の山田教授とその研究チームです。山田教授は「ダンスは人間の本能であり、文化でもあります。ダンスを通じてエネルギーを生み出すことで、人間と自然の調和を目指したいと思っています」と語っています。
現在、この発電方法は実証実験の段階にありますが、近い将来、一般に普及することを目指しています。ダンス好きならぜひ試してみたいですね。
