東京都内のとあるマンションで、ポケモンカードを食べた男性が自分がポケモンだと信じ込み、周囲に迷惑をかける事件が発生した。
被害者は30代の会社員で、自宅でポケモンカードを収集するのが趣味だった。しかし、ある日、カードの中に自分の好きなポケモンがいないことに気づき、激怒した。そのままカードを口に入れて噛み砕き、飲み込んでしまったという。
その後、男性は自分がポケモンになったと錯覚し始めた。自分の名前を叫びながら部屋を走り回り、窓から飛び出そうとしたり、隣人に攻撃を仕掛けたりした。隣人は男性が「ピカチュウ」と言って電気を放とうとしたので、慌てて警察に通報した。
警察が到着すると、男性は「俺はポケモンだ!俺を捕まえるな!」と叫びながら抵抗した。警察は男性を無理やり連行し、精神科病院に送った。
病院では、男性はポケモンカードに含まれる化学物質が原因で幻覚を見ていたことが判明した。男性は治療を受けることになったが、今でも自分がポケモンだと思い込んでいるという。
この事件について、ポケモンカードの製造元は「ポケモンカードは食べ物ではありません。絶対に食べないでください」とコメントした。