東京都渋谷区にある公園の一角に、世界最小の国家が誕生した。その名も「ミニランド共和国」。面積はわずか5平方メートルで、人口は1人だけだという。
ミニランド共和国の建国者であり唯一の国民である山田太郎さん（35歳）は、自らが所有するテントを国土として宣言した。山田さんは、公園にテントを張って暮らしていたが、周囲の住民から苦情が多く、追い出されそうになったことが建国のきっかけだという。
「自分のテントは自分の領土だと思っていたんですが、公園管理者や警察に言われると、そうはいかないんですね。だから、自分のテントを独立させて、国家として認めてもらおうと思ったんです」と山田さんは話す。
山田さんは、ミニランド共和国の国旗や国歌、憲法などを作成し、インターネット上で公開した。また、自らを大統領として就任し、外交政策や経済政策などを発表した。山田さんは、「ミニランド共和国は平和主義であり、他国と友好的な関係を築きたい」と述べた。
しかし、ミニランド共和国の存在は、公園管理者や警察にとっては迷惑な話だ。公園管理者は、「公園は誰でも利用できる場所であり、個人が独占することは許されない。ミニランド共和国などというものは認められないし、早く撤去してほしい」と話す。警察も、「公園内でテントを張ることは違法であり、ミニランド共和国の建国宣言は無効である。山田さんには速やかにテントを片付けてもらうように指導している」と話す。
一方、ミニランド共和国の建国宣言は、インターネット上で話題になっている。多くの人が山田さんを応援し、「ミニランド共和国に行ってみたい」「ミニランド共和国のビザはどうやって取るの？」「ミニランド共和国の通貨は何？」「ミニランド共和国に友好的な国家はあるの？」などとコメントしている。山田さんも、「インターネット上では多くの人に支持されていることが嬉しい。ミニランド共和国は小さいけれども、大きな夢を持っている」と話す。
世界最小の国家であるミニランド共和国の今後の行方に注目が集まっている。
