1R賃貸ジジイ、自分の部屋が狭すぎると感じて、隣の部屋に穴を開けて侵入。そこに住んでいた若者と友情を育む

東京都中野区の1R賃貸マンションに住むジジイ(70)が、自分の部屋が狭すぎると感じて、隣の部屋に穴を開けて侵入したことが発覚した。隣の部屋に住んでいた若者(25)は、最初は驚いたが、ジジイと話すうちに意気投合し、友情を育んだという。

事件は3月31日午後9時ごろに発生した。ジジイは自分の部屋でテレビを見ていたが、画面が小さくて見えづらいと感じた。そこで、隣の部屋には大きなテレビがあるのではないかと思い立ち、壁に穴を開けて侵入した。隣の部屋には若者がパソコンで仕事をしていたが、突然壁からジジイが現れたため、驚いて叫んだ。

警察に通報されたジジイは、現行犯逮捕された。しかし、若者はジジイに対して憤りや恐怖を感じるどころか、同情や親しみを抱いたという。若者は「ジジイは孤独で退屈だったんだと思う。僕も一人暮らしだから寂しいことはわかる。話してみると意外と気さくで面白い人だった」と話した。若者はジジイに壁の修理費用を請求するつもりはなく、今後も交流を続けたいと述べた。

一方、ジジイは「隣の部屋には大きなテレビもなかったし、パソコンも使えなかった。でも、若者と話して楽しかった。久しぶりに人と触れ合えた気がする」と話した。ジジイは不法侵入の罪で起訴される見込みだが、若者は情状酌量を求めるつもりだという。 

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