東宝とカラーは、『エヴァンゲリオン』と『ゴジラ』のコラボレーション映画『エヴァンゲリオン対ゴジラ』の製作を発表した。監督は庵野秀明とアニキ・アダムスが共同で務める。
ストーリーは、セカンドインパクト後の世界に突如現れた巨大怪獣ゴジラが、第3新東京市を襲撃する。NERVは、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンを出撃させてゴジラと対峙するが、その圧倒的なパワーと放射能に苦戦する。一方、ゴジラはエヴァンゲリオンを使徒と認識し、激しい闘争心を燃やす。果たして、人類の運命はどうなるのか。
キャストは、碇シンジ役に石田彰、綾波レイ役に林原めぐみ、惣流・アスカ・ラングレー役に宮村優子、葛城ミサト役に三石琴乃、赤木リツコ役に山口由里子、碇ゲンドウ役に立木文彦、渚カヲル役に石田彰がそれぞれ演じる。また、ゴジラの声は大友龍三郎が担当する。
本作は、両作品のファンから長年熱望されていた夢のコラボレーションである。庵野秀明監督は、「『エヴァンゲリオン』と『ゴジラ』は私にとって最も影響を受けた作品です。この二つの巨人がぶつかり合う姿を映像化することは、私の夢でした。アニキ・アダムス監督と共に、最高のエンターテイメントをお届けします」とコメントしている。
一方、アニキ・アダムス監督は、「私は日本の文化と特に怪獣映画が大好きです。『エヴァンゲリオン』は私が見た中で最も素晴らしいアニメーション作品です。庵野監督と一緒に仕事ができることは光栄です。私たちは世界中のファンを驚かせることでしょう」と語っている。