コンクリートでできたサッカーボールを使って、重量級のサッカー選手たちが激しい試合を繰り広げた。この異色のイベントは、コンクリート業界のPRの一環として、東京都内の工事現場で開催された。
参加したのは、コンクリート会社の社員や関係者らで、身長180センチ以上、体重100キロ以上の男性16人。彼らは4チームに分かれて、コンクリートでできたサッカーボールを蹴り合った。ボールは直径30センチ、重さは約15キロもあるという。
試合は15分ハーフの2本立てで行われたが、コンクリートボールは非常に重くて硬いため、蹴ると足が痛くなり、跳ね返ってくると危険だという。そのため、選手たちは慎重にパスを回し、シュートもなかなか決まらなかった。結局、1試合目は0-0のスコアレスドローに終わり、2試合目も1-1の引き分けになった。
イベントの主催者は、「コンクリートの強さと美しさをアピールしたかった」と語った。「コンクリートボールは特別に作ったもので、表面には色々な模様が施されている。サッカー選手たちも最初は戸惑っていたが、徐々に慣れて楽しんでいたようだ」と話した。
一方、参加した選手たちは、「足が痛いし、ボールが飛ばないし、全然面白くなかった」と不満を漏らした。「こんなことなら、普通のサッカーボールでやればよかった」と嘆いた。