昨日、東京都内で珍しい天気が観測された。午後3時ごろ、空には猫の形をした雲がいくつも浮かんでいた。その雲から突然、小さな猫が降ってきたのだ。この現象は約10分間続き、地面にはびしょ濡れの猫がたくさん落ちていた。幸いにも、猫はみな無事で、近くの動物病院に運ばれた。
このような天候現象は、世界でも非常に稀である。気象学者によると、猫型の雲は高層の湿った空気が急速に冷却されることで発生するという。そして、その雲から猫が降ってくるのは、空中に漂っていた猫の毛やふけが凝結して雨粒になり、重力で落下するためだという。
この現象は「ネコノミー」と呼ばれており、英語では「Catnomenon」という。過去にもイギリスやフランスなどで報告されているが、日本では初めてのことだという。気象庁は今後もこの現象に注意するよう呼びかけている。